こんばんは。
本日で転職してから2週間がたちました。
いやーしんどい!(笑)
やはり新しい環境というのは刺激もあり、面白い面も多々あります。しかし、覚えることも多く、人間関係などでは気をつかうこともありますので肉体的・精神的に厳しい2週間でした。
「郷に入っては郷に従え」という言葉にもありますが、新しい環境に身を置く場合はその環境のルールや思想にある程度は自分を合わせていく必要があるということをあらためて学びました。
特に会社では独自の社内ルールや独自の慣習などがあると思います。
転職した先の会社では会社独自のルールや慣習に気づけるようにアンテナを張り、そのルールや慣習に従うことが新しい環境で上手くやっていける秘訣だと思います。
ネットや書籍で学んだ方法ではなく会社のルールに従う
僕は以前に営業職として3か月ほど勤務していたことがあります。そこでは営業職として事務作業などもあり、電話対応なども行っていました。
僕は営業職として未経験で入社したこともあり、電話対応なども初めての業務でした。しかし、初めての業務で躓くのも嫌だと思い、入社前に電話対応については書籍やネットを通じて勉強を行っていました。
そのため入社時にはある程度の電話対応の知識も身につけるており、その書籍のやり方で学んだ「○○商事、営業部、△△と申します。」「営業部××でございますね、少々、お待ちください。」といったフレーズを多用していました。
しかし、その会社は家族経営の独自ルールの強い会社であったこともあり、教科書通りの電話対応ではなく、もっとざっくばらんに話してほしいというお叱りを受けました。
具体的には
「○○商事、営業部、△△と申します。」
→「はい、○○商事」だけでいい。
「営業部××でございますね、少々、お待ちください。」
→「~ございます」じゃなくて「~です」にして、そんな話し方の人間はうちの会社にはいない。
正直、失礼なことを言っているわけではないし、当時の僕には何が問題なのか分かりませんでした。書籍で学んだ正式なやり方でやっているのだから「悪いわけがない」と思ってしまい、怒られたことは意識せずに電話対応についてはやり方を変えませんでした。
その結果、社内で僕の評価はガタ落ちしてしまいました。
「先輩の言うことを聞かないやつだ」
「会社の方針に従う気がない」
「先輩のやり方をまねる気がない」
などの話が社内全体に広ってしまい、会社での立場は悲惨なものになりました。
(※電話対応以外にも要因は色々とあったと思います)
今にして思えば、会社の方針として気さくな営業スタイルで仕事をしていきたいという思惑があり、それに新入社員が従わないというのは会社全体のイメージとしてマイナスになってしまうという考えで僕に注意をしてくれたのだと思います。
僕のこの失敗については発達障害の特性である
「論理的な説明でないと理解ができない」「自分のやり方にこだわる」
といった特性が原因であると思います。
社内ルールに従うメリット
発達障害の症状によっては決められたやり方を変えることに不安を覚えてしまい、従いたくても従えないという方や意味の分からないルールには従いたくないという方もいらっしゃるとは思いますが、できるのであれば社内のルールには些細なものでも従うのが得策であると思います。
もちろん法律的に問題がある場合や自分にとってデメリットしかないルールであるならば従う必要はありません。
しかし、些細なルールであっても会社の方針に関わる面がある場合もありますし、何より指導してくださる先輩社員にとっても不愉快に思われてしまいます。
新入社員を教育する立場の人間からすれば
「この新人はどんな人間なんだろうか?」
「やる気はあるのだろうか?」
「自分の言うことを聞いてくれるのだろうか?」
と新入社員に対して不安に思っている気持ちもあるはずです。
そういった背景も考えると些細なことでも社内のルールに従わないことは先輩にとって「自分の話を聞かないやつだ」「自分の言うにしたがってくれない」
という気持ちにもつながってしまいます。
仕事を教えてもらう立場の人間がそういうことをしてしまっては社内での人間関係も上手くいくはずがありません。確かに「なぜこんなルールがあるのだろう?」という疑問を持つことは仕事を行っていく上で重要な要素ではあると思います。「なぜ、こんなルールがあるか?」については先輩社員の言うことに従ったうえで質問をすればいいと思います。
それでも1年、2年と勤務をしてもルールに意味が見いだせないのならば、自分が上の立場になった時に変えてしまえば済む話だと思います。
まずは仕事を続けていけるような土台を作っていくことが重要だと思います。
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